2013年 12月 05日
親戚の噂話ってヤツは・・・ |
いやはや、いやはや、今回の帰省ではマイリマシタ。
まさか、これ程までとはっ!
はい、田舎の親戚中を駆け巡る噂話の速度ってヤツですよ。
ナミダガ・・ ヽ(;▽)ノ アハハハハ
どうやらワタシは9月の田舎への帰省の後で、夫の親戚中に
壊れ物扱いの「かなりな重病人」に認定されていた。(;´∀`)・・・うわぁ・・・
ありがたいんだか、ありがたくないんだか・・・。
感謝しないとダメかな?
その事に気づいたのは、到着直後です。
変なのよね?
みんながワタシを見つめる熱いまなざしが。
「労らなくっちゃ、労らなくっちゃ、◎◎ちゃんを労らなくっちゃ・・・。」と
全員が右ならえで?既に暗黙の了解で?満場一致で可決してるみたいな?
変なのよね・・・。
えぇ、えぇ、確かに顔色はまっ白通り越して青白かったと思いますがね。
でもそれは元々なんですけど、みんな忘れたの?
それとも今回は、やつれ方が尋常じゃなく見えたんでしょうかね。
まぁね・・・180㎝以上もある大男の夫の隣に小粒なワタシが立っていれば
否が応でも引き立つわな。病弱な嫁具合が・・・(笑)
「あ、お義姉さん、いいんですよー座って座って!」
「今にも倒れそうなのに◎◎ちゃん、絶対無理しないでねー」だの?
「声も出ないんですってね」
「口も利けないんですってね」 と、何で全員が知ってる?
「三男君ったら◎◎ちゃんに無理させてダメじゃない!」と
汚名を浴びた三男の夫は天下の晒し者になり伯母達に叱られ
お気の毒なような。ププッ ( ̄m ̄*)
そう言えば・・・娘も言っていたな。
海外赴任になった事をまるで親不幸のキワミのように伯母達に責められると。
(;´∀`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・可哀相に。
「なんでしたら横になります?」
「ベッドがありますよ、寝てた方がいいですよー」と、ワタシは今到着したばかりなのに
親族控室のベッドへ寝かされそうになった(汗)
ちょっとでも動いたら、そのまま倒れて斎場から救急車で運ばれ
それから斎場に冷たくなって戻って来そうな重篤な患者扱いだった。
なんでそうなるのん?
ホント、噂話って尾ひれがつくのね・・・。
背びれもつくのね・・・。
喉が渇いたのでミカンを食べようとすると横から手が伸び
ミカンの皮まで剥いてくれる。
「握力が無いんでしょう?」とだ・・・。
もっと喉が渇いたのでお茶を飲もうとすると横から手が伸び
ペットボトルの蓋まで開けてコップへ注いでくれる。
「いいのよ~やってあげるから」とだ・・・。
食事の時は横から手が伸び
割り箸まで二つに割ってくれる。
「力が無いんでしょう?そんなの任せて頂戴よ」とだ・・・。
ワタシはペットボトルの蓋を開けるの以外は自力で出来るんだけどな。
もうもう・・・「ヽ(・∀・)ノ それはいったい、どんだけぇ~♪」と、
叫びたいくらいだった。
それが翌日の告別式の日まで二日間続いた(´-ω-`;)ゞポリポリ
お義父さん、次にそっちへ行くのはワタシらしいよ?
困ったねぇ~お義父さん。
どう言ってみんなの誤解を解いたらいいのか分からんわ!
「好きにさせておけーわはははー」と今や高みの見物と洒落こいた
義父の笑い声が聴こえるような気がする。
マイッタな・・・。
今日も夕焼けだよ、お義父さん。
そこは寒いでしょう?と見上げた納骨後のお墓の頭上は真っ赤だった。
キレイだな。
さて、いよいよ夫の兄弟達での遺産相続の話し合いの場が設けられた。
ワタシ達は何もいらないので抜けたいのだが、他3人ではどうにも話し合いにならず
喧嘩になる・・・長男と四男が(苦笑)
どうしてもと言われ仲裁の役目を仰せつかった夫・・・三男なのに仲裁か。ははは
その話し合いは告別式の翌日、夫実家で男だけ4人で行われた。
朝の9時から開始された話し合いは夕方5時を過ぎても連絡が無い。
長男と四男の折り合いが悪いからなぁ~
どうなったのかしら、大丈夫よね?と母と実家で待っていた。
身じろぎもせずじゃなくて、のんべんダラリと待っていた。
喧嘩をしたらウチの夫が1番強いって心強いわねぇ~(爆)
ま、口でも絶対に負けないだろうな。
理路整然としてて、隙が無い。
ふふふ、どうなったかな?
なんせ夕飯は夫と母と3人で外食して
最高に旨い物食べに行くんだからねー!(←そこかー?笑)
そうだよ。
そういう約束になってたから、ワタシと母は良い子で1日待っていた。
「話し合いは無事済んだよ、これから迎えに行くね」 と夫から連絡が入ったのは
外も暗く・・・いや、真っ暗になってからだった。
「お腹すいたよ~早く食べたいよ~」と言うワタシに夫が苦笑いしながら言った。
「四男も入りたいって、いい?」
「うん、いいよ」
「伯母さんも呼んでいい?」
「もちろんいいわよー♪」
「二男も入りたいって言ってんだけど・・・」
「うん、いいわよ」
「でさ、長男も入りたいって言ってんだけど。ぷぷぷっ」
「えっ、全員かぁ!ギャッハハ いいわよ~♪」
とまぁ、話が円満解決した証拠でしょうか。
ワタシはワクワクしながら今夜の懐石料理を楽しみに楽しみに・・・うははは
やっぱ、夢はみるモンじゃないな・・・。
懐石料理が長男ご用達の定食屋に化けていた(笑)
「なんでよー懐石料理はどこいったのよー」と言うワタシに
「ここへ来るまでオレも知らなかった!」と夫が言った。
ま、いっか。
こんなふうに兄弟4人が葬式でも結婚式でも法事でもなく
仲良く同じ席に着いて外食するのは珍しい。
初めてかも?(^O^)きゃはは
お義父さん喜んでくれるかなぁ~?
これがお義父さんが生きてるうちに見たかった風景だよ♪
遅くなってごめんね。
もっとニコヤカに笑うのよ~と見本を見せてやりました。
母は少々緊張してますけど・・・。
とりあえず遺産相続問題と兄弟関係は丸く治まりました。ヨカッタ・・・。
帰って来る当日、今度は無理やり母を連れ出し家具屋さんに走りました。
そう、母にベッドを買ってあげようと夫が言いだし
遠慮する母に無理やり母の人生初ベッドを買いました。
マットは吟味して、母の寝心地の良い物を。
自分のために家具を買ってもらうなんて、もしかすると母が
嫁に来た時以来かもしれんわ。
父が母のために何か買ってあげたなんてワタシの記憶には無いんだもの。
少女のようにポッと頬を染めて母が喜ぶ姿ってのはいいね。
今度は素敵なカバーリングセットを用意して持っていって
ワタシが全部セットしてあげようっと。
少しでも母の毎日が楽で、ちょっとは華やいで素敵になりますように。
親はいつまでもいないんだって、ワタシ達は義父の死でようやく実感しました。
自分達がその時にだんだん近づいてきたからかな・・・。
おまけ
お通夜の済んだ夜・・・ワタシは本当に調子が悪く
実家で食事をしながら炬燵で眠ってしまった。
お風呂も入らず化粧も落とさずにだ。
どうやって布団に運ばれたのかも知らない。
翌朝、起きたら母にそっと泣かれました。
昨夜、ワタシが寝てから夫が母に言ったそうだ。
「◎◎と一緒になって良かったです、お母さん」 (←えっ?)
母はそれがよほど嬉しかったのか
「まさか三男さんに、そんな事を言われるとは思ってなかった」と泣いた。
ふぅ~ん?
うれし涙か・・・。
母が夫の言葉で泣いたのは初めてかも知れない。
親のうれし涙っていいな♥
ワタシも80過ぎたら言って頂戴ねー婿殿!
あ、催促です。
それまで生きてたら・・・
それ相当の歳になった白髪交じりの婿殿の口から言われてみたいな。
まさか、これ程までとはっ!
はい、田舎の親戚中を駆け巡る噂話の速度ってヤツですよ。
ナミダガ・・ ヽ(;▽)ノ アハハハハ
どうやらワタシは9月の田舎への帰省の後で、夫の親戚中に
壊れ物扱いの「かなりな重病人」に認定されていた。(;´∀`)・・・うわぁ・・・
ありがたいんだか、ありがたくないんだか・・・。
感謝しないとダメかな?
その事に気づいたのは、到着直後です。
変なのよね?
みんながワタシを見つめる熱いまなざしが。
「労らなくっちゃ、労らなくっちゃ、◎◎ちゃんを労らなくっちゃ・・・。」と
全員が右ならえで?既に暗黙の了解で?満場一致で可決してるみたいな?
変なのよね・・・。
えぇ、えぇ、確かに顔色はまっ白通り越して青白かったと思いますがね。
でもそれは元々なんですけど、みんな忘れたの?
それとも今回は、やつれ方が尋常じゃなく見えたんでしょうかね。
まぁね・・・180㎝以上もある大男の夫の隣に小粒なワタシが立っていれば
否が応でも引き立つわな。病弱な嫁具合が・・・(笑)
「あ、お義姉さん、いいんですよー座って座って!」
「今にも倒れそうなのに◎◎ちゃん、絶対無理しないでねー」だの?
「声も出ないんですってね」
「口も利けないんですってね」 と、何で全員が知ってる?
「三男君ったら◎◎ちゃんに無理させてダメじゃない!」と
汚名を浴びた三男の夫は天下の晒し者になり伯母達に叱られ
お気の毒なような。ププッ ( ̄m ̄*)
そう言えば・・・娘も言っていたな。
海外赴任になった事をまるで親不幸のキワミのように伯母達に責められると。
(;´∀`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・可哀相に。
「なんでしたら横になります?」
「ベッドがありますよ、寝てた方がいいですよー」と、ワタシは今到着したばかりなのに
親族控室のベッドへ寝かされそうになった(汗)
ちょっとでも動いたら、そのまま倒れて斎場から救急車で運ばれ
それから斎場に冷たくなって戻って来そうな重篤な患者扱いだった。
なんでそうなるのん?
ホント、噂話って尾ひれがつくのね・・・。
背びれもつくのね・・・。
喉が渇いたのでミカンを食べようとすると横から手が伸び
ミカンの皮まで剥いてくれる。
「握力が無いんでしょう?」とだ・・・。
もっと喉が渇いたのでお茶を飲もうとすると横から手が伸び
ペットボトルの蓋まで開けてコップへ注いでくれる。
「いいのよ~やってあげるから」とだ・・・。
食事の時は横から手が伸び
割り箸まで二つに割ってくれる。
「力が無いんでしょう?そんなの任せて頂戴よ」とだ・・・。
ワタシはペットボトルの蓋を開けるの以外は自力で出来るんだけどな。
もうもう・・・「ヽ(・∀・)ノ それはいったい、どんだけぇ~♪」と、
叫びたいくらいだった。
それが翌日の告別式の日まで二日間続いた(´-ω-`;)ゞポリポリ
お義父さん、次にそっちへ行くのはワタシらしいよ?
困ったねぇ~お義父さん。
どう言ってみんなの誤解を解いたらいいのか分からんわ!
「好きにさせておけーわはははー」と今や高みの見物と洒落こいた
義父の笑い声が聴こえるような気がする。
マイッタな・・・。
今日も夕焼けだよ、お義父さん。
そこは寒いでしょう?と見上げた納骨後のお墓の頭上は真っ赤だった。
キレイだな。
さて、いよいよ夫の兄弟達での遺産相続の話し合いの場が設けられた。
ワタシ達は何もいらないので抜けたいのだが、他3人ではどうにも話し合いにならず
喧嘩になる・・・長男と四男が(苦笑)
どうしてもと言われ仲裁の役目を仰せつかった夫・・・三男なのに仲裁か。ははは
その話し合いは告別式の翌日、夫実家で男だけ4人で行われた。
朝の9時から開始された話し合いは夕方5時を過ぎても連絡が無い。
長男と四男の折り合いが悪いからなぁ~
どうなったのかしら、大丈夫よね?と母と実家で待っていた。
身じろぎもせずじゃなくて、のんべんダラリと待っていた。
喧嘩をしたらウチの夫が1番強いって心強いわねぇ~(爆)
ま、口でも絶対に負けないだろうな。
理路整然としてて、隙が無い。
ふふふ、どうなったかな?
なんせ夕飯は夫と母と3人で外食して
最高に旨い物食べに行くんだからねー!(←そこかー?笑)
そうだよ。
そういう約束になってたから、ワタシと母は良い子で1日待っていた。
「話し合いは無事済んだよ、これから迎えに行くね」 と夫から連絡が入ったのは
外も暗く・・・いや、真っ暗になってからだった。
「お腹すいたよ~早く食べたいよ~」と言うワタシに夫が苦笑いしながら言った。
「四男も入りたいって、いい?」
「うん、いいよ」
「伯母さんも呼んでいい?」
「もちろんいいわよー♪」
「二男も入りたいって言ってんだけど・・・」
「うん、いいわよ」
「でさ、長男も入りたいって言ってんだけど。ぷぷぷっ」
「えっ、全員かぁ!ギャッハハ いいわよ~♪」
とまぁ、話が円満解決した証拠でしょうか。
ワタシはワクワクしながら今夜の懐石料理を楽しみに楽しみに・・・うははは
やっぱ、夢はみるモンじゃないな・・・。
懐石料理が長男ご用達の定食屋に化けていた(笑)
「なんでよー懐石料理はどこいったのよー」と言うワタシに
「ここへ来るまでオレも知らなかった!」と夫が言った。
ま、いっか。
こんなふうに兄弟4人が葬式でも結婚式でも法事でもなく
仲良く同じ席に着いて外食するのは珍しい。
初めてかも?(^O^)きゃはは
お義父さん喜んでくれるかなぁ~?
これがお義父さんが生きてるうちに見たかった風景だよ♪
遅くなってごめんね。
もっとニコヤカに笑うのよ~と見本を見せてやりました。
母は少々緊張してますけど・・・。
とりあえず遺産相続問題と兄弟関係は丸く治まりました。ヨカッタ・・・。
帰って来る当日、今度は無理やり母を連れ出し家具屋さんに走りました。
そう、母にベッドを買ってあげようと夫が言いだし
遠慮する母に無理やり母の人生初ベッドを買いました。
マットは吟味して、母の寝心地の良い物を。
自分のために家具を買ってもらうなんて、もしかすると母が
嫁に来た時以来かもしれんわ。
父が母のために何か買ってあげたなんてワタシの記憶には無いんだもの。
少女のようにポッと頬を染めて母が喜ぶ姿ってのはいいね。
今度は素敵なカバーリングセットを用意して持っていって
ワタシが全部セットしてあげようっと。
少しでも母の毎日が楽で、ちょっとは華やいで素敵になりますように。
親はいつまでもいないんだって、ワタシ達は義父の死でようやく実感しました。
自分達がその時にだんだん近づいてきたからかな・・・。
おまけ
お通夜の済んだ夜・・・ワタシは本当に調子が悪く
実家で食事をしながら炬燵で眠ってしまった。
お風呂も入らず化粧も落とさずにだ。
どうやって布団に運ばれたのかも知らない。
翌朝、起きたら母にそっと泣かれました。
昨夜、ワタシが寝てから夫が母に言ったそうだ。
「◎◎と一緒になって良かったです、お母さん」 (←えっ?)
母はそれがよほど嬉しかったのか
「まさか三男さんに、そんな事を言われるとは思ってなかった」と泣いた。
ふぅ~ん?
うれし涙か・・・。
母が夫の言葉で泣いたのは初めてかも知れない。
親のうれし涙っていいな♥
ワタシも80過ぎたら言って頂戴ねー婿殿!
あ、催促です。
それまで生きてたら・・・
それ相当の歳になった白髪交じりの婿殿の口から言われてみたいな。
by meimill
| 2013-12-05 15:02
| 雑記